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2019年10月 6日 (日)

イヤホンケーブルを自作してみる

何も前触れもなく、ふとイヤホンのケーブルでも自作してみるかなぁ…と思い立ち、秋葉原にあるオヤイデ電気へ向かい、切り売りのケーブルとプラグ類を購入してきました。
今回は初自作ということもあり、手頃な価格の材料のみで作成します。はんだ等も手持ちの普通の音響用はんだを使用。

今回使用する材料は…

・オヤイデ HPC-26T V2 ヘッドホン用ケーブル
・アンフェノール KS3PC-AU 3.5mmステレオミニプラグ
・NOBUNAGA Labs NLP-MMCX-DIY (コレだけヨドバシで購入)

HPC-26T V2は精密導体102SSCを使用した平行ケーブルで、同軸ケーブルなので分岐部まで裂くだけで簡単にイヤホンケーブルの形が作れます。102SSCはPCOCCが生産終了になってから自社開発した銅です。同じくPCOCCが無くなってから登場したpc-triple-cのケーブルを所有していますが、こちらがかなり好みの音だったため、今回は似た線材である102SSCを試してみようと思います。あとは価格が非常に手頃ってのもありますね。

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同軸ケーブルなので、ストリッパーでケーブルを剝き、シールド線をグランドとしてプラグ下部へ、内部線を左右のLRへとはんだ付けします。自分は青い線をR側、白い線をL側としました。別にプラグのLRさえ合っていればこの逆でもOKです。ちなみにハンダごてのこて先がボロボロで死んでおり、仕上がりがだいぶ汚くなってしまいましたね…すぐ注文しました。
この後に強度確保のためグルーガンでグルーを流し込み、φ6の熱収縮チューブを付けました。プラグの根本部分にカシメがあるので、よっぽど強く引っ張らない限りは簡単に抜ける事は無いとは思いますが、絶縁の意味も兼ねてグルーを入れます。

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今回は愛用のKBF MK4に使用したいので、イヤホン側のコネクタはMMCXで作ります。こちらは爪の左右が-、中央が+です。グランドは左右どちらかに付ければOKです。ボロボロのこて先ではこのちっこいパーツにハンダ付けは大変でしたが、予備ハンダを行って付けたのでなんとか出来ました。こちらも同様にグルーと熱収縮チューブで絶縁と補強をしました。このときグルーを入れすぎるとMMCXのカバーが付きません。

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ほか、分岐部にはMMCXコネクタに付属の物を使用、スライダーは手持ちのやつを使用しました。アンフェノールのプラグは500円くらいの物ですが、しっかりと金属で出来ており高級感すらあります。逆にケーブルはちょっと安っぽい見た目にはなりましたが、その代わり加工がしやすく取り回しが良いので問題無し。

このHPC-26T V2に替えてからの音ですが、中高域の輪郭がくっきりし、ボーカルも少し近くなりました。かといって変な味付けという感じではなく、フラット感は維持しつつ全体的に明瞭感が増すという感じでしょうか…細かい音も聞きやすくなりました。素直に好きな音です。最初はPC-triple-Cとだいぶ似た音かなとも思ってましたが、あちらの方が全体的に迫力があり強調されているような。

今回の材料費は約3000円程。はんだごて等も揃えるんであればもっと掛かりますが…この価格でこれだけのケーブルが作れれば個人的には満足ですね。あまり高い線材には手を出す気は無いですが、今後もまた作ってみたいな、と。

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